ずっとAPPLEのBlueToothキーボードを使っていたのですが、デスクの天板との相性が悪いようで、がちゃがちゃ響いてあまり打ち心地が良くなかったです。
もうHHKBのHYBRID買っちゃおうかなと思っていたのですが、いかんせん高価すぎてなかなか勇気がいる。
いちばん良いの買っても将来の楽しみもなくなるし、自分にはまだ分不相応な気がして。
そしたら中古でいいや、となってフリマアプリや中古ショップを張っていたのですが、しばらく待つと状態の良さそうで値段も安めなのが出品されていたので、即購入。
BTの日本語配列を買いました。
前オーナーさんに大事にされていたようで、とてもきれいで当たりでした!
PFU純正のカラーキーキャップも買って、取り替えのついでにせっかくだから徹底的にきれいにしようと思い、はじめてのキーボード洗浄にチャレンジしてみました!
この記事ではHHKBのキーボードを外から中まで完全清掃する手順を分かりやすくまとめています。
キーを外していくのはリスクもあるので、こちらをあらかじめ読んでおけば安全に、効率よく作業できるようになりますよ。
もくじ
キーキャップを外していく
作業の前に取り付け時に間違えないように、写真を撮っておくと後で楽です。
PFUカラーキーキャップに付属していた引き抜き器具で1つ1つ外していきます。
最初はキー同士の溝が狭いので、そーっとうまく工具を傾けたりスライドしたりしながらなるべく引っかけないように引き抜くポジションまで持っていきます。
いい位置まできたら、そのまま真上に引き抜くと結構簡単に外せました。
ただ付属の工具は引っ掛ける爪が鋭利で、キーの側面にガリっと傷がつかないかかなり神経を使います。
高価なキーボードだけにこちらの器具を買ったほうがいいと思いました。
傷がついたら元も子もないですよね。
Amazon.co.jp: FILCO キートップ引抜工具 FILCO KeyPuller プロ仕様 ブラック Keyc…
何個か抜くとその分すき間ができてだんだん楽になってくるので、この調子でどんどん抜いていきます。
ここで問題が。
スペースキーやエンターキーが全然抜けません!
ここだけ構造が違うのか?と調べてみましたが、他のキーと同様とのこと。
かなり力を入れて引っ張ったらなんとか抜けました。
だいぶ硬くなっていたみたいですね。
全部キーを外してみた姿がこちら。
外観はきれいでしたが、やはり内部はホコリや小さなゴミが溜まっていました。
キーキャップを浸け置き洗い
本体を綺麗にする前に、外したキーキャップを洗っていきます。
失くさないように洗濯用のネットに入れて…
40℃くらいのぬるま湯に食器用洗剤を入れて、30分くらい浸けておきます。
ちょっとお湯が濁っているような笑
HHKBは昇華印刷なので印字が剥がれるということはないのですが、やさしくかき回す程度にしておきました。
キーボード本体を掃除
浸けている間にキーボード本体を掃除していきます。
適当な太さの棒にウェットティッシュを巻いて、すき間をなぞっていきます。
エアダスターを持っている人は先にゴミを飛ばしたほうが早いと思いました。
持っていなかったので、完全にゴミを取りきるまで結構時間がかかりました。
乾燥してキーキャップを取り付けていく
ネットのまま天日干しして1時間くらいで乾燥できました。
写真で配列を確認しながら手ではめていきます。
取り外しと違って、パチパチ簡単にはまっていくから結構楽しい。
完成
新たなカラーキーキャップも取り付けて作業完了!
外見も中も綺麗になって気分爽快!
取り替えたキーも白ベースの本体に差し色になっていい感じです。
乾燥時間をのぞくと、実質の作業時間は1時間弱くらいでした。
慣れたらもっと早いと思います。
未だ現役のApple Cinema Displayともレトロな感じがよく調和しています。
モチベーション上がりますね。
まとめ
- 1時間ちょっとの作業で完全洗浄、清掃できる!(乾燥時間のぞく)
- 引き抜き工具は爪で抜くものでなく、輪っかに引っかけて抜くタイプの方が傷をつける心配もなく安心!
- スペースキーやエンターキーなど大きなキーは、抜くのがたいへんな場合もある
- 洗濯ネットやエアダスターを持っていたら更に効率化!
HHKBの洗浄の流れを書いていきました。
キーボードの清掃は一手間かかりますが、中まできれいになって気分もいいです!
初めての中古キーボードでしたが、ここまで清掃が可能ならこれもありだな、と思いました。
実はKBD FANSから日本語配列用のキーキャップも注文しているのですが、海外便はかなり時間がかかりそうです。
届き次第また追ってレビューしていきたいと思います!